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2009年03月31日

これであなたも話術の達人

実践編 お経作戦で印象付けろ!

 前回からの継続企画で、どうしたら聞き手に"プレゼン内容"を印象付けられるかを検討しましょう。
 単に内容を伝達すれば良いのであれば、普通に会話して必要な部分を文字として残せば良い訳ですが、講師やプレゼン実施者は重要情報を伝達し且つ聞き手が必要な場面で記憶された情報を活用してもらうことが仕事ですから、"印象付け"の探求を続ける必要があります。
 通常私達の脳では、知覚で得たものを記憶として蓄えるわけですが、一旦短期記憶として保存され、その中で重要な事柄について長期記憶へと保存場所が移されていくのです。

 一般的に短期記憶から長期記憶へ変換する方策としては"書く""見る(読む)""話す""触る"などの手段があります。前回お伝えしたみのもんた方式は、このうち"書く"と"見る"を同時に行う方法でした。

 今回は"話す"という保存法を活用してみましょう。昔授業で習った"祇園精舎の鐘の音"を今でも唱和できるでしょうか?完璧でなくとも大体の方はさわりを言えるはずです。また円周率は言えるでしょうか?ある程度位まではいけますよね?これら多くの長期記憶媒体で保存されていたものは"話す"ことで短期記憶から移された物です。またお坊さんが読み上げるお経も"読む"と"話す"で長期記憶化されています。もっとも我々は内容がわからないので本当にあっているかはわかりませんが‥。

 さて、このお経を印象付けに利用できないでしょうか?私は重要箇所の印象付けの手法として復唱や唱和を研修に取り入れております。単に私が重要箇所を説明しただけよりも、その重要箇所を1人で復唱してもらったり参加者全員で唱和することによって確実に長期記憶に転記されるのです。是非とも活用してみて下さい。
 但し、長期記憶の特性として、長期間使用しないと情報の欠落、一部変形、完全消滅(正しくは消滅したのではなく取り出せない状態)を引きこします。たまには復唱や唱和してみることは重要なのです。

イプシロン
posted by イプシロン at 11:14 | Comment(0) | 話術の達人 | 更新情報をチェックする
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